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Q6:小鳥のヒナをみつけたらどうすればよいでしょう?

春先になりますと、巣から落下したヒナを見つけることがあります。あまりに弱々しく、ピイピイと一生懸命鳴く姿を見ますと放って置けなくなります。

しかし、これらのヒナは、巣立ちの練習をしている場合が多く親鳥が近くにいるものです。怪我をしていなければ、親鳥の給餌や誘導によって少しずつ飛べるようになります。

人が近くにいると親鳥は警戒してヒナに近づけません。もし、巣がわかれば戻してあげて、ネコやカラスが心配な場合は近くの茂みなどにおいてあげます。

遠くの安全な場所に連れ去ってしまうと親から無理に離すことになります。ヒナは野生で生きていくために親から学ばなければならないことがたくさんあり、人が替りに育てることはほとんどできません。

怪我をしていたり、希少種のヒナなどの場合など、放っておけない場合は各都道府県の鳥獣保護担当部署、市役所、町役場等に相談し、指示を仰ぐようにします。近年は、鳥インフルエンザ等の新興伝染病がありますので、保護が必要な場合は、手袋をするなど安全や衛生に気をつけましょう。

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